こんにちわ。
パソコン快適生活応援団の応援団長です。
メーカー:FUJITSU
機種/型番:LIFEBOOK AH77/C(FMVA77CR)
小林市のお客様より電源を入れて5分~10分すると動きが遅くなってパソコンが固まってしまうので見てほしいと持ち込みご来店下さいました。こちらのパソコンは2011年1月に発売されたOS:Windows7、CPU:Core i7-2630QM、メモリ:4GB、HDD:750GBで当時は最上位モデルでした。
とりあえずWindowsは起動できるので、この状態でハードディスクの診断をお客様と一緒に確認をしてみることに。すると、「代替処理済のセクタ数」に黄色マーク。これは不良セクタにより再度割り当てられたセクタ数を意味するのですが、あまり良い状態ではありませんのでHDD交換のご提案させていただきました。
お客様に従来のHDDと最新技術のSSDについてお話をしたところ、お客様もSSDを御存じでどうせ替えるならばとSSD750GBにてご注文を頂き、一旦預かり修理となりました。
当店ではSSDの480GBまでは常時在庫をしているのですが、それ以上はあまり出ない為、急きょ手配。商品到着までに検証用HDDに丸ごとコピーしてシステム修復・動作確認をするに。
検証用のHDDを取り付けて起動、5分ぐらい放置してからエクスプローラーを開いてみると、
外枠のみ表示されて真っ白?。砂時計がでて固まってしまいました。試しに起動後すぐに操作をしてみると全く問題はありませんが、5分~10分後には動作が遅くなり同様な状態になりました。
この症状の原因としてスタートアップ(起動時に自動実行されるプログラム)に登録してあるソフトが何らかの悪さをしている可能性が高いことから一つ一つ潰していくことにします。そして、動作を遅くしているソフトが判明!
「NTT西日本のセキュリティ対策ツール」
動作が遅くなっている状態でセキュリティ対策ツールのリアルタイムスキャンを無効にしてみるとこれまでがウソのように快適に動作します。逆に有効にすると、またまた動作が鈍くなり上記の様に画面が真っ白。間違いなくセキュリティソフトが起因しているようです。
一旦、セキュリティ対策ツールはアンインストールしておきます。
そうしているうちにSSDが入荷しましたので、検証用HDDからSSDにクローン作成していき、取り付け作業を行なっていきます。今回も定評のある
「Crucial 内蔵SSD 2.5″ MX300 750GB CT750MX300SSD1」
を採用。
一通り、動作確認を行ないましたが、固まることもなく以前に比べて動作速度もかなり早くなっています。その後、お客様宅にご訪問し再度セキュリティ対策ツールをインストールし症状が再発しないか確認をしましたが、今のところ問題はありません。セキュリティ対策ツールの何かしらの設定ファイル等がおかしくなっていたのでしょうか。しばらくは様子見とさせていただきました。
小林市のお客様
パソコンが固まる、動きが遅い、起動に時間がかかるなどの時は、パソコンサポーターゼットにお問い合わせ下さい。無料診断を行なっております。近郊であれば出張訪問無料でお伺い致します。